ドライバーとして知っておきたい法律は、刑法です。
近年、ドライバーによる危険運転致死傷罪等を始め運転手に対する罰則が強化されました。
ただの罰金で済めばまだしも、懲役年数や罰そのものが重くなったのが特徴です。
令和の時代はこれまでと異なり、さらにお酒について厳しくなります。
飲酒運転などもってのほかで、一定時間を経過していても酒気帯びしていると機械判定された段階でアウトです。
そうなったら運転免許剥奪されるのは予想しやすく、ドライバーにとって仕事を失うも同然です。
自暴自棄になり犯罪者になり得る危険性も否めません。
こうならないためには、確実に酒気を帯びていないと他人が判断してから運転する必要があります。
家族が出発前にいるのであれば、口臭をチェックしてもらい、少しでも酒の臭いがするのであれば、年休を使って休みましょう。
もちろん、年休は労働者の最低限の権利のため、経営者にとっては拒むことは出来ませんが、その分誰かにしわ寄せが行きます。
本来仕事をしなくて良かった人が臨時でかり出されるので良い気分では無いでしょう。
フォローするのはもちろんですが、急に休むと言うことが内容に計画的な飲み方を学ばなければなりません。
高齢者ドライバーによる事故多発。受刑者の手記がリアルで学べる
また、居眠り運転も御法度です。
酒気帯びはもちろんいけませんが、居眠りも意識が飛んで気づいたときには大事故を引き起こす点では同じくらい罪になります。
こまめに休憩するのはもちろんですが、日頃の生活習慣がだらしなければ規則正しい生活を心がける必要があります。
それは勤務態度の表彰という形で還元することで、ドライバーのモチベーションが上がります。
経営者は飴と鞭を程よく見極めてつかっていくことが大切です。
これから令和の時代を迎えて、リニアが発達してきますが、まだまだ主流は自動車です。
日々痛ましい事故が日本のどこかで起きていることを思うと、決して他人事ではありません。
一瞬の気の緩みがどのような悲惨な事故を巻き起こすのか、また、自分自身の人生をどのように狂わせるのかと言うことを、刑法を中心にあらかじめ学んでおきましょう。
中々ピンとこない人は事故を起こしてしまった受刑者の手記を反芻して、決して同じ道を歩むことの無いよう心に強く留めるようにします。
一度でも事故を引き起こしてしまったらお仕舞いです。
それまでどんなに優れた功績を出していても一瞬で崩れて跡形も無く消えてしまうので、そうならない容器を引き締めて運転することを常に意識するのが大切です。