トラック運転手はオリンピックの影響を多大に受けるでしょう。
昭和から平成にかけて長らく日本の交通網を支えてきた自動車ですが、利用勝手で言えば、トラックが最も適します。
一度にたくさんの商品を運ぶことが出来、より目的地に近い所まで運ぶので、注文者にとっては家から動かずとも希望通りの商品が手に入ることが出来ます。
一方、これから令和の時代が進むにつれて、自動車が交通網の主流では無くなります。
次の主役として考えられているのはリニアです。
従来の新幹線と決定的に異なるのが、大都市で無くても路線さえ引けばあっという間に物資を届けることが出来ます。
実際、多くの県で都会とは言えない田舎に駅をしくことをJRが発表しています。
もちろんトラックの役割が一気に廃れるわけではありません。
駅という一点からそれぞれの家庭及び会社にものを配達しなければならないので、小回りの利く軽トラックなどが主流になるでしょう。
このため、これまで何時間と高速道路をつかって深夜に渡って運んでいた重労働から解放されることになります。
居眠り運転による大事故を引き起こす可能性も著しく低くなるので、トラック運転手にとっては朗報と言えます。
安心して自身の仕事に集中して向き合うことが出来るので、これまで以上にミスが減ります。
トラック運転手に対するイメージが飛躍的に上がるので、求人募集するとすぐに埋まります。
それにより、待遇が更に良くなるので、トラック業界全体が潤うことになります。
遠くの場所から最寄駅まではリニアによって瞬時に運ばれるので、そこからの配達さえすませば、あとは自由な時間が待っています。
終わりの見えない毎日を過ごさなければならない苦痛の日々から解放されるのであれば、オリンピック需要も悪く無いでしょう。
もちろんしばらくは交通網の主流を担っているので、急激に売り上げが下がることもありません。
イメージとしては郵便配達に近いものになります。
また、配達ルートをバスの運行ルートのように決定しておけば、お客さんがそこに寄ることで解消します。
無駄にガソリンを使うこと無く配達が完了するので、必用以上に車の消耗がありません。
必要経費を抑えることが出来るので、その分トラック運転手全体の待遇改善へと浮いた資金を回すことが出来るのです。
将来子供がなりたい職業に、トラック運転手が上位に来る日もそう遠くは無いでしょう。
男女ともに理想の職業になり得ます。
これからの動向が楽しみな職業です。